▶ 各年齢からの5年以内婚姻率(2015年国勢調査・ツヴァイ分析)
※「5年以内の婚姻率」は2015年国勢調査をベースにツヴァイが分析。IBJ成婚白書では女性35歳以降の成婚しやすさが平均を下回る(100%割れ)と明記。
男性は40歳から同様の傾向が現れる。
「35歳の壁」が生まれる3つの構造的理由
婚活市場における35歳の壁は、単なるイメージではなくデータに裏付けられている。
日本産科婦人科学会が35歳以上の初産を「高齢出産」と定義していることで、
子どもを希望する男性の「35歳未満」フィルタリングが起きる。
さらにIBJ成婚白書(2022年版)によると、女性は35歳以降で成婚しやすさが平均を下回り始め、
年齢が上がるほどその差は開いていく。
一方、婚活相談所の活動会員は女性35〜39歳がボリュームゾーンのため、
「焦りながらも競争が最も激しい年代」が35歳台という構造になっている。
高齢出産の定義ライン
成婚率が平均割れ開始
出会いの機会が激減
婚活疲れのピーク
01
BARRIER 01
「高齢出産」の壁と男性の35歳未満フィルター
- 日本産科婦人科学会:35歳以上の初産=高齢出産と定義
- 子ども希望の男性が「35歳未満」を条件にすることが多い
- 婚活サービスで35歳を境に申し込み数が顕著に減少
- 晩産化で40代出産も増えているが市場の壁は依然高い
- 2018年の平均初産年齢は30.7歳(10年前より約1歳上昇)
02
BARRIER 02
自然な出会いの場が消滅する年齢
- 20代の「友人の紹介・合コン・職場」での出会いが急減
- 35歳を過ぎると結婚していない異性の絶対数が少ない
- 高年収・魅力的な男性ほど既婚率が高く市場に残っていない
- 同世代の男性が「年下希望」で市場に出ない傾向が強まる
- 出会いの機会が「婚活サービス」に限定されてくる
03
BARRIER 03
結婚相談所・婚活サービスの成婚率が下がる
- IBJ成婚白書:女性は35歳以降で成婚しやすさが平均以下に
- 男性は40代以降100%割れ → 女性より5年早く壁が来る
- 2024年IBJ代表成婚者像:女性34歳・男性36歳
- 30代後半での婚活開始時の成婚率:約35〜40%
- 活動会員女性のボリュームゾーンが35〜39歳→競争激化
04
BARRIER 04
「婚活疲れ」が最も深刻になる年代
- SMBCコンシューマー調査:35〜39歳の「婚活疲れ」は84.3%
- 35〜39歳の「婚活が楽しい」は32.5%(25〜29歳の62%と対比)
- 「条件が合う人に好意を持ってもらう」悩みが最大化する年代
- 長期化する婚活でモチベーション維持が難しくなる
- 年齢プレッシャーで焦りが増し判断力が下がるリスク
05
BARRIER 05
生涯未婚率の統計が現実味を帯び始める
- 女性の50歳時未婚率(2020年):17.81%(約6人に1人)
- 2050年予測:女性の約2.7人に1人が生涯独身(国立社会保障研究所)
- 35〜39歳の女性未婚率:約35.0%(2015年・3人に1人以上)
- 40〜44歳になると未婚率は30.0%まで下がるが変化は緩やか
- 35歳を過ぎると統計上「生涯独身」コースの確率が高まる
34.6%
30〜34歳
女性の未婚率(2015年)
35.0%
35〜39歳
女性の未婚率(2015年)
30.0%
40〜44歳
女性の未婚率(2015年)
17.81%
50歳時未婚率(女性)
2020年 =生涯未婚率
28.25%
50歳時未婚率(男性)
2020年 =生涯未婚率
37%
女性の生涯未婚率予測
2050年(国立社会保障研)
26〜28歳 — ゴールデンゾーン
最も結婚しやすい年齢帯
自然な出会いが豊富で婚活市場でも最も人気が高い時期。
男女ともに同世代での結婚が多く、5年以内の婚姻率は70〜75%以上。
IBJ成婚白書では20代後半女性の成婚率が最も高い層のひとつ。
結婚を意識し始めたらすぐに行動することが最善策。
婚姻率75%+
出会いの場が多い
選択肢が最大
30〜32歳 — 転換点
婚活を意識し始める年代
仕事でのキャリア安定と共に「そろそろ」という意識が高まる時期。
5年以内婚姻率は38〜50%程度まで下降。
結婚相談所やマッチングアプリへの登録が急増し始める年代。
この時期に行動を始めれば十分に間に合う。
婚姻率38〜50%
婚活本格化の年代
まだ十分間に合う
34〜35歳 — ラストチャンスゾーン
⚠ 分岐点 — 今すぐ動くかどうか
5年以内婚姻率は22〜27%まで急落。
IBJ成婚白書は女性35歳以降の成婚しやすさが平均を割り込むと明記。
「35歳の壁」が意識され始め、男性からの申し込みが減少傾向に。
ここで本気で行動を始めれば、IBJの代表成婚年齢(女性34歳)周辺での成婚は十分可能。
婚姻率22〜27%
成婚しやすさ平均割れ
今が最後の加速期
37〜39歳 — 高い競争と長期化
婚活が長期化するリスク
婚活相談所の女性会員ボリュームゾーンがこの年代で競争が最も激しい。
男性側が「年下希望」を強め、申し込みが激減。
婚活疲れ84.3%という数字が示す通り、精神的消耗が最大化する。
条件を柔軟に調整し専門家サポートを活用することが鍵。
婚活疲れ84.3%
競争最激化ゾーン
戦略見直しが必要
40代以降 — 再婚・年の差婚も視野に
戦略の大幅転換が必要
40代前半で婚活開始した場合の成婚率:約20〜30%。
同世代だけでなく再婚者・年上・年下も含めて選択肢を広げることが有効。
結婚相談所ではアラフォーの成婚事例も多数あり「諦め」は早計。
ただし年齢プレッシャーから焦った判断が失敗につながるリスクも。
成婚率20〜30%
条件の大幅緩和が必要
諦めないことが大切
「35歳 = 詰んだ」は本当か?— データで検証
2015年国勢調査によると、35歳女性がその後5年以内に結婚できる確率は22.61%。
「8割近くが未婚のまま」という数字が一人歩きするが、これは婚活していない人も含めた全体の数字。
婚活を積極的に行っている女性に限れば、確率は大きく上昇する。
IBJでは30代後半での婚活開始でも成婚率35〜40%を記録しており、
「正しい方法で本気で動けば35歳でも十分間に合う」というのが婚活専門家の共通見解だ。
ただし「35歳を過ぎてから考え始める」のは手遅れになるリスクが高い。
22.6%
35歳女性の5年以内婚姻率
(婚活していない人含む全体)
35〜40%
30代後半から婚活開始した場合の
成婚率(婚活積極層)
34歳
IBJ 2024年 女性代表成婚者像
(諦めなければ間に合う)
🏥
THEME 01
「高齢出産ライン」と婚活市場の現実
- 日本産科婦人科学会:35歳以上=高齢出産(医学的定義)
- 35歳以上は妊娠中・出産のリスクが統計的に高まる
- 子ども希望の男性が婚活サービスで「〜35歳」フィルター
- 晩産化で40代出産は増加中(平均初産年齢30.7歳)
- 卵子の老化・妊孕性低下は30代後半から顕著に
- 体外受精などARTの成功率も35歳を境に大きく低下
📊
THEME 02
IBJ成婚白書が示す女性の年齢と成婚率
- 女性は20〜29歳がボリュームゾーンで最も成婚しやすい
- 30代前半も比較的高い成婚率を維持
- 35歳以降から成婚しやすさが100%(平均)を割り込む
- 男性は40歳以降から同様の傾向(女性より5年遅い)
- 2024年代表成婚者像:女性34歳・男性36歳
- 成婚した女性は退会者より年齢が3〜4歳若い傾向
⏰
THEME 03
晩婚化の進展と「35歳の壁」の変化
- 女性の平均初婚年齢:2002年→28.0歳 / 2022年→29.4歳
- 20年で約1.4歳上昇:晩婚化は進んでいるが壁も後ろにシフト
- 30代前半(30〜34歳)未婚率:2015年時点で34.6%
- 25〜29歳女性の未婚率:1980年から37.3ptも上昇
- 「晩婚化 = 35歳でも余裕」は誤解:実態は競争が激化
- 2050年予測では女性の37%が生涯独身(国立社会保障研)
💪
THEME 04
35歳以降で成婚した女性の共通点
- 専門家(仲人・カウンセラー)のサポートを積極活用
- 理想を求めすぎず現実的な条件設定ができた
- お見合い回数が成婚しなかった人の2.5倍以上
- 在籍6〜9ヶ月でスピード成婚する傾向
- フットワークが軽く積極的にアプローチした
- 結婚相談所を選択して真剣な出会いに集中した
🧠
THEME 05
婚活疲れの心理:35〜39歳が最もきつい
- 婚活疲れを感じる割合:35〜39歳で84.3%(最高値)
- 「条件が合う人と出会えない」60.2%(全体平均51%を大幅上回る)
- 「条件の合う人に好意を持ってもらえない」53.6%
- 年齢プレッシャーで焦り、判断ミスが増えるリスク
- 「良い人と出会えるか不安」が最大化する年代
- 婚活が楽しい割合:35〜39歳わずか32.5%(25〜29歳は62%)
🔮
THEME 06
生涯独身のリスク — 知っておきたい現実
- 老後の一人暮らし:配偶者なしは孤独死リスクが高まる
- 経済的リスク:共働き世帯との格差が老後に拡大
- 社会保障の負担:独身者は支える側に回ることが多い
- 介護問題:配偶者・子どもがいない場合のケア計画が必須
- 精神的健康:独身の孤立感が中高年以降に顕在化
- 一方で「選択的独身」として豊かに生きる道も増えている
女性の50歳時未婚率(生涯未婚率)の推移と予測
※ 1980〜2020年:国立社会保障・人口問題研究所「人口統計資料集」。
2030年予測:内閣府「少子化社会対策白書」。
2050年予測:国立社会保障・人口問題研究所「人口統計資料集(2023)改訂版」。
博報堂キャリジョ研プラスによると2050年には男性の約3.6人に1人、女性の約2.7人に1人が生涯独身と予測。
「35歳 = 詰み」ではない — データが示す希望
ツヴァイの成婚退会者の52.2%は30代。IBJでは30代後半でも成婚率35〜40%を記録し、
アラフォー成婚者は「たくさんいる」とカウンセラーは口を揃える。
大切なのは「今すぐ本気で動くこと」と「正しい方法を選ぶこと」。
焦りから妥協するのではなく、戦略的・効率的に動ける環境に身を置くことが最大の鍵だ。
01
今すぐ婚活を始める — 「明日より今日」
35歳を過ぎた婚活は1年遅れるごとに成功確率が下がる。「いつか」は禁句。今日行動を起こすことが最善策。
02
結婚相談所を活用する
マッチングアプリより成婚率が高く、真剣な相手だけと出会える。IBJでは平均9ヶ月で成婚するデータがある。
03
条件を「世帯年収」思考に切り替える
男性の年収・容姿への過度な理想は縮小。「一緒に生きるパートナー」として価値観・金銭感覚・人柄を重視する。
04
お見合い数を増やす — 量が成婚力
IBJデータ:成婚者は非成婚者のお見合い数が女性2.5倍以上。出会いの数を増やすことが最も有効な打ち手。
05
婚活カウンセラーを「プロコーチ」として使う
仲人・カウンセラーによる相手目線のフィードバックと意思決定支援が、成婚者に共通する最大の武器になっている。