▶ 「年収600万以上の未婚男性」に出会って結婚できる確率の構造
3.5%
未婚男性全体
年収600万以上
の未婚男性の割合
×
65%
600万以上男性
うち既に既婚
(65%は婚済み)
×
競争
10人以上
1人の高年収男性を
狙う婚活女性数
=
結論:内閣府・山田昌弘教授調査によれば、東京の25〜34歳未婚男性で年収600万以上はわずか3.5%。
さらに年収600万以上の男性のうち約65%は既婚(高年収の男性ほど早く結婚する傾向)。
婚活女性の40〜70%が「600万以上希望」と回答しており、数十人の女性が同じ男性を奪い合う構造が生まれている。
JJ女性雑誌調査では70%近くが600万以上希望。一方で30代前半独身男性の600万以上はわずか約4%(総務省データ)。
「当然」と思う女性が90%いても、市場の現実は全く追いついていない。
需要 vs 供給 — 「年収600万以上未婚男性」の争奪戦
▶ DEMAND — 求める女性側
40〜70%
「年収600万以上を希望する」と答えた婚活女性の割合。JJ調査では70%近くが希望。IBJ白書では世帯700万以上を希望する女性が50%超。婚活市場で「最低600万」というラインは非常に一般的な希望条件だ。
- JJ女性雑誌調査:70%近くが600万以上希望
- IBJ成婚白書:世帯700万以上希望が50%超
- マネーフォワード調査:女性が求める平均年収640万円
- アイベック調査:理想は800〜900万が最多
- 最低でも600万以上を求める女性が多数派
- 「600万は当然・普通」という認識が広がる
vs
▶ SUPPLY — 実在する男性側
3.5〜10%
実際に年収600万以上で未婚の男性の割合。25〜34歳の未婚男性で3.5%(内閣府調査)。30代前半の独身男性全体で約4%(総務省)。30代後半でも約10%程度。圧倒的な供給不足が生じている。
- 25〜34歳未婚男性で600万以上:わずか3.5%
- 30代前半独身男性:600万以上は約4%
- 30代後半独身男性:600万以上でも約10%
- 男性全体の平均年収(令和6年):563万円
- 30〜34歳男性の平均年収:512万円(全員含む)
- 独身男性の30代前半ボリュームゾーン:330万円台
条件絞り込みファネル — 「完璧な相手」を求めるほど候補が消える
100%
全男性を100とする
婚活を考えている30代男性全体(未婚・既婚含む)を100とした場合
スタート
〜37%
未婚者のみに絞り込む
30代男性の未婚率は37%前後。既婚者・交際中を除くと候補が約3分の1に減少
未婚フィルター
〜4%
年収600万円以上でさらに絞る
30代前半の独身男性で600万以上は約4%(総務省)。未婚男性全体では3.5%(内閣府調査)
年収フィルター
さらに減
容姿・性格・価値観・身長が合う
年収条件をクリアしても「背が高い・見た目が好み・性格が合う・価値観が合う」まで絞ると候補は激減
パーソナリティフィルター
もっと減
相手が自分に興味を持ってくれる
年収600万以上の独身男性は婚活市場で超人気。多数の女性から申し込みが殺到し「選ぶ側」になっている
相互マッチングフィルター
ごくわずか
交際→結婚まで至る
すべての条件が揃い、お互いに「この人と結婚したい」という気持ちになれる確率は統計的に極めて低い
成婚フィルター
年代別データ — 独身男性の「年収600万以上」の割合
▶ 年代別・独身男性の年収分布(総務省 就業構造基本調査)
※独身男性(未婚)に限定したデータ。ボリュームゾーンは年収330〜360万円台。
600万以上は各年代で「少数精鋭」の存在。
20代後半(未婚男性)— ボリュームゾーン300万円台
30代前半(未婚男性)— ボリュームゾーン330万円台
⚠ 600万の壁 — ここから先は極少数
30代後半(未婚男性)— ボリュームゾーン360万円台
※総務省 就業構造基本調査・国税庁「令和6年分民間給与実態統計調査」をもとに作成。
男性全体の平均年収(令和6年):563万円(既婚含む)。独身男性のみに限定すると大幅に下がる。
年収600万以上の男性の平均年齢は46.3歳(転職Hacks分析)。
競争の実態 — 1人の「600万男性」に何人の女性が群がるか
▶ 婚活市場における「年収600万男性」をめぐる構造的競争
競争倍率
10〜20倍以上:1人の高年収男性に10人以上の女性が殺到
10〜20倍
▶ IBJデータが示す衝撃の事実
IBJの婚活データによると、年収800万円の男性は年収400万円の男性の約4倍のお見合い申し込みを受ける。
年収600万以上になると申込みが急増し、男性側が「選ぶ立場」になる。
一方で結婚相談所IBJの会員男性の年収600万以上が約61%(全会員中)を占めるが、
これは「一般社会の平均より大幅に高い特殊な集団」であり、現実の婚活市場全体を反映していない。
※競争倍率は「600万以上を希望する女性の割合 ÷ 市場に存在する600万以上独身男性の割合」の概算。
実際には600万以上の男性が婚活サービスに登録していないケースも多く、競争はさらに激しい可能性がある。
3.5%
25〜34歳未婚男性で
年収600万以上の割合
(内閣府・山田昌弘教授調査)
70%
JJ調査:600万以上の男性との
結婚を希望する女性の割合
(2020年調査)
512万
30〜34歳男性の平均年収
(令和6年・国税庁)
未婚のみでは大幅に下がる
640万
婚活女性が相手に求める
平均年収(マネーフォワード調査)
現実の男性平均は563万円
×4
年収800万男性が受ける
お見合い申込みは400万男性の
約4倍(IBJデータ)
46.3歳
年収600万台の男性の
平均年齢(国税庁データ)
30代では少数派
「600万は当然」という錯覚はなぜ生まれるのか
婚活相談所の会員男性の61%が年収600万以上(IBJデータ)というデータが独り歩きし、
「婚活市場では600万以上が普通」という錯覚が生まれやすい。
しかしこれは「婚活相談所に払える経済力がある男性」が集まった特殊な集団であり、
日本全体の独身男性の実態とは全く異なる。
一般社会では30代独身男性の600万以上はわずか4〜10%。
SNS・メディアの「高収入男性との結婚体験談」も、サバイバーバイアスにより
「600万男性と結婚できた稀なケース」が過剰に拡散されている。
女性雑誌・婚活コラムが「600万以上を狙え」と煽ることで、この錯覚はさらに強化される。
婚活サービスのバイアス
SNSのサバイバーバイアス
女性雑誌の煽り
親世代の価値観の残存
専業主婦願望との矛盾
📊
DATA 01
年代別「年収600万以上」の男性割合(全体)
- 20代:年収600万以上は約8%(全体、独身ではさらに少)
- 30代前半:全体の約12〜15%。独身男性では約4%
- 30代後半:全体の約18〜20%。独身男性では約10%
- 40代前半:全体の約25〜30%。独身男性では約10%
- 40代後半:ようやく全体の約35%が600万以上到達
- 年収600万台の男性の平均年齢は46.3歳(国税庁)
💰
DATA 02
「年収600万あれば豊か」の誤解 — 実際の手取り
- 年収600万円の手取り:約440〜470万円(約75〜78%)
- 月の手取り:約30〜37万円(ボーナス込み計算)
- 東京で妻(専業)+子1人:貯金は月わずか2.5万円程度
- 住宅ローン・子育て・教育費を考えると余裕は少ない
- 「専業主婦を養えて豊かな生活」には年収800万以上が現実的
- 手取り感覚は600→800万より400→600万のほうが差が大きい
💎
DATA 03
高年収男性ほど早く結婚している現実
- 600万以上の男性の多くは30代前半で既婚(婚活市場に出ない)
- 高収入男性ほどモテるため、早期に婚活で結婚が決まる
- 年収と婚姻率:400〜500万で72%既婚、600万超はさらに高い傾向
- 婚活市場に残っている600万以上男性は「何か理由がある」ケースも
- IBJ代表成婚者(男性)の平均年収は500万円台が最多
- 「高年収独身男性」は理論上存在するが婚活市場では希少財
🔭
DATA 04
婚活相談所の「600万以上61%」のトリック
- IBJ加盟相談所の男性会員:年収600万以上が約61%(2025年時点)
- ただしこれは「相談所に月数万円払える経済的余裕がある層」が前提
- 一般社会の30代独身男性の600万以上は4〜10%と全く別の数字
- 結婚相談所は高年収層が集まる「特殊市場」であり一般の代表例ではない
- この数字を「普通」と錯覚すると婚活の期待値が歪む
- マッチングアプリでは年収詐称・虚偽記載も横行している現実
⚖️
DATA 05
600万男性を求める女性側の「見られ方」
- 年収600万以上の男性は婚活市場で「選ぶ立場」になっている
- 選ばれるためには外見・年齢・人柄・家庭的かどうかが重要
- IBJデータ:600万以上男性への申込みが殺到し競争率が高い
- 女性側が「当然」と思っている条件でも、男性側は「選別」している
- 高年収男性は30代前半の若い女性を好む傾向が統計的に強い
- 条件で選ぶ婚活スタイルは高年収男性にも見透かされやすい
📐
DATA 06
年収800〜900万は「理想」— でも現実は?
- アイベック調査:婚活女性が理想とする年収は800〜900万が最多
- 30〜34歳男性の平均年収(全体):512万円(令和6年・国税庁)
- 800万以上の独身男性は婚活世代の男性全体の数%以下
- 「理想800万、最低600万」で婚活すると90%以上の男性が対象外
- 現実の成婚者(IBJ2024年)男性の代表年収は500万円台が最多
- 理想と成婚の中間に「妥協できる年収」の再設定が必要
年齢×年収マトリクス — 「600万以上の独身男性」は何人いるか
20代後半
〜2%
独身男性で600万以上はほぼ存在しない。ボリュームゾーンは300万円台。将来性で見るべき年代。
30代前半
〜4%
独身男性の約4%が600万以上。100人いたら4人。JJ調査の「希望70%」と圧倒的なミスマッチ。
30代後半
〜10%
ようやく10%前後に到達。ただし35歳以上は婚活市場での競争も激しく、早婚傾向で既婚者も多い。
40代前半
〜10%
独身男性全体の10%程度。年収は上がるが独身率も下がり、600万以上の独身男性は依然少数派。
全世代平均
3.5%
内閣府調査:25〜34歳未婚男性で600万以上はわずか3.5%。「当然」という感覚との乖離は28倍。
戦略的アプローチ — 幸せな結婚のための現実的な選択肢
「600万に固執する」より「幸せな結婚」を目指す視点の転換
「年収600万円の男性との結婚が当然」という前提で婚活すると、
競争が激化した市場で消耗し続けるリスクがある。
IBJのデータでは成婚した男性の代表年収は500万円台が最多であり、
600万以上にこだわり続けて婚活が長期化・失敗するより、
「世帯年収」「成長可能性」「価値観の一致」で判断するほうが成婚率が高く、
結婚後の幸福度も高い傾向が各種調査で示されている。
01
「世帯年収」思考に切り替える
男性400万円+自分300万円=世帯700万円。この発想転換で対象男性が一気に拡大し、選択肢が増える。
02
成長可能性・ポテンシャルで選ぶ
今は500万台でも5〜10年後に600万以上になる可能性のある男性を見極める目を持つ。スキル・職種・キャリア志向に注目。
03
年収より「金銭感覚・貯蓄力」を重視
年収600万でも浪費家より年収400万の堅実な男性のほうが資産形成できるケースが多い。生活水準の一致が重要。
04
年収の「年齢×10万円」基準を使う
30歳=300万、40歳=400万を「合格ライン」として設定し、世帯収入合算で考える。過度な高年収要求を緩和できる。
05
自分の年収・市場価値も上げる
相手だけに高年収を求めるのではなく、自分自身のキャリアアップも並行することで共に豊かな世帯を作れる。