タクシーの運ちゃんねる Mind Map

タクシー
舐めすぎ
その甘さじゃ稼げない

「気楽に稼げる」「流せばいい」そんな甘い幻想が短期離職を生む。 年収600〜800万円も夢じゃないが、タクシーは確実に「稼ぎ方を知らなければ稼げない仕事」。 現場のリアルを直視せよ。

419万
タクシー平均年収(令和5年)
基本給15万
多くの会社の基本給水準
50〜60%
歩合率(売上に対する給与比率)
月20h隔日
1勤務あたりの連続労働時間
稼げる人と稼げない人の差 歩合制の罠 甘い幻想 vs 現実 短期離職の実態 東京タクシー転職
SCROLL
01 — 「舐めてる人」が持つ甘い幻想 vs 現実
🎭

「気楽に稼げる」という幻想が短期離職を生む

✗ 甘い幻想
「流してれば客が乗ってくる」
ノープランで街を流せば稼げると思っている
✓ 現実
ノープランで流しても満足に稼げない。
エリア・時間・客層の研究なしに高収入はない
✗ 甘い幻想
「年収1,000万も夢じゃない!」という
誇大広告を信じて入社
✓ 現実
真っ当な労務管理をしている会社では
現実的な上限は年収600〜800万円レンジ
✗ 甘い幻想
「長く働けば稼げる。体力で稼ぐ仕事だ」
と考えている
✓ 現実
労働時間に法的上限あり(月288h)。
「限られた時間で最大成果を出す」設計思考が必要
✗ 甘い幻想
「誰でも気軽になれる仕事だから
だいたい稼げるだろう」
✓ 現実
同じ営業所でも同期の売上が
自分の半分〜2/3という個人差が普通に起きる
02 — 稼げない・やめていくドライバーの共通特徴
⚠ 現場から見た「舐めてる人」の末路

タクシーを「簡単に稼げる仕事だ」と半分舐めている人たちは辞めていった。短期で入社・短期で離職を繰り返す人は、タクシーでも同様にすぐ辞める。「もっと良い仕事あるでしょ」と思って去るが、本当にあるのか?(現場ドライバーの本音)

🚫

マインドの問題

  • 稼ぐ必要性・モチベーションがない(実家暮らし・独身で危機感なし)
  • 「お客がいないから稼げない」と環境・不景気のせいにする
  • 「今日はダメだな」とすぐ諦めて駅で客待ちし続ける
  • コツコツ継続より「短期で稼いで辞める」思考
  • 仕事への姿勢が雑(履歴書の文字が汚い人は仕事も雑になりがち)
  • 社歴が多く短期離職を繰り返している
🗺️

営業スキルの問題

  • エリア研究・時間帯戦略を一切やらない
  • 分析力ゼロ(街の変化・客の動きを読まない)
  • 駅乗り場で長時間ただ待ち続ける「受け身」営業
  • 空車のタクシーの後ろをずっと追走する
  • 数字を把握していない(売上・時給換算を考えない)
  • 配車アプリ・無線を積極活用しない
🏢

会社選びの問題

  • タクシーに乗ったことがない転職エージェントの斡旋で入社
  • クレジットカード手数料が自己負担の会社を見抜けなかった
  • 誇大広告(「年収1,000万可」)を鵜呑みにして選択
  • 乗り場・法人チケット・アプリ対応の充実度を確認しなかった
  • 自分の営業スタイルに合わない会社を選んだ
  • 研修制度・先輩サポートの質を確認しなかった
03 — 東京タクシードライバー短期離職の5大原因
📊

現場で実際に見てきたパターン(東京・現役ドライバー証言)

#離職原因詳細該当タイプ
01 思ったより稼げない 個人差・営業スキル差を甘く見ていた。同期の売上が2/3〜半分になる現実に耐えられない 甘い幻想組
02 隔日勤務に身体が慣れない 1勤務20時間の連続勤務に睡眠リズムが崩れる。「寝られない」は早期退職のサイン 体力過信組
03 会社選びの失敗 クレカ手数料自腹・乗り場なし・研修不十分な会社への入社。手残りが想定より大幅に少ない 情報不足組
04 不景気・コロナ等の外部要因 生活費が高くバッファのない人が真っ先に脱落。営業スキルがないと外部要因の直撃を受ける 資金不足組
05 不正・トラブル タクシーチケット水増し・福祉券不正等。新人に一定数存在。一発アウトでリスクに見合わない 判断力欠如組
04 — 稼げない収入構造を理解せよ
💴

歩合制の罠 — 基本給だけでは生きられない

  • 基本給15万円前後が多数 → 基本給だけでは生活不可能
  • 歩合率は売上の50〜60%が一般的(会社により大差)
  • 近距離ワンメーター客ばかり → 時給換算で最低賃金以下の可能性
  • 1時間に420円×歩合60%=時給252円という現実も
  • 空車時間=ガソリン消費のみ → 会社の損失であり自分の損失
  • 月20日勤務・時給252円で月収約20万円にしかならない

稼げる売上ライン

  • 隔日1勤務6万円(消費税抜き)が最低ライン → 月収40万円相当
  • 1勤務4万円以上をコンスタントに出すドライバーは「技術者」
  • 固定客(2万円超の長距離)月10件 → それだけで月収12万円保証
📈

稼げる・稼げないの収入比較

トップ(固定客多数)
稼げるドライバー
東京平均
舐めてる系
最底辺(駅待ちのみ)

※東京武三交通圏。令和5年度データ等より推計。個人差大。

05 — 稼げるドライバーが「違う」こと
🔬

稼ぐドライバーの習慣・思考法

  • 「研究者」として動く — エリア・時間帯・イベント情報を常にインプット
  • 「実車率」と「客単価」を常に意識して数字で行動する
  • 「今日はダメだ」と諦めず戦略的に気分転換しながら継続
  • 空車タクシーの後ろを走らない / 信号の先頭を取る意識
  • 配車依頼は原則断らない → 空車時間を最小化する
  • 固定客・長距離客をトーク・サービスで獲得する「営業マン」思考
  • 健康管理・体調管理を最優先にする(休まない=最強の武器)
  • コツコツ継続 → 3年後に「頼られるドライバー」になっている
📍

稼ぐドライバーの営業設計

  • 時間帯設計:深夜・早朝・終電後に集中的に稼ぐ
  • エリア設計:都心広域 vs 近隣駅待ちの違いが収入を決定
  • 週末・金土の夕方〜深夜 → 車両不足エリアを攻める
  • イベント・雨天・雪の日 → 絶好のチャンスと捉える
  • 頻繁に配車依頼が来る飲食店の記録を付けて終電後に走る
  • GOアプリ等の配車リクエストを積極受注 → 無線グループの信頼蓄積
  • 降客後のロス移動を最小化する「ハブエリア」思考
  • 「限られた時間内での最大効率化」を常に設計する
06 — 稼げる vs 稼げない 徹底比較
⚔️

同じタクシードライバーでも「これだけ違う」

項目稼げないドライバー稼げるドライバー
営業スタイル駅乗り場でひたすら客待ち時間帯・エリアを計算した流し営業
数字意識「今日は暇だな」で終わる「あと○円で目標」を常に計算
情報収集ほぼしないイベント・天気・終電時刻を常に把握
配車アプリ面倒なので受け身積極受注で空車時間を最小化
メンタル暇な時間に「今日は無理」と諦める暇な時間こそ戦略的に動き続ける
顧客対応一期一会でそれで終わり固定客化・リピートを狙う接客
時給換算252円の可能性6,000円/時間水準を目標設定
継続力「稼げない」と気づいた瞬間に辞める中長期的にコツコツ積み上げる
会社選び誇大広告・エージェント任せ乗り場・アプリ・歩率を自分で比較
07 — タクシーに向いている人・向いていない人

向いている人の特徴

  • 具体的な収入目標があり「本気で稼ごう」という意識がある
  • 自分で決めた目標にストイックになれる
  • 体調管理を怠らず欠勤が少ない
  • 普段から情報収集・分析をする習慣がある
  • チャレンジ精神が旺盛で「怖いもの知らず」
  • 中長期的にコツコツ積み上げることを苦にしない
  • 一人で仕事をするのが苦にならない(事業所を出たら孤独)
  • お客様の満足度を高めることにやりがいを感じる

向いていない人の特徴

  • 稼ぐ必要性・切迫感がない(生活が苦しくない人は本気になれない)
  • すぐ結果を求めて継続できない(短期離職歴が多い)
  • 何事も環境・他人のせいにする思考グセがある
  • 隔日20時間勤務の身体的負荷に耐えられない
  • 数字・売上への意識が低い
  • 変な広告・誇大表現を鵜呑みにしやすい
  • 自己管理(健康・体調・生活リズム)が苦手
  • 「気楽に稼げると思っていた」層
08 — 「舐めずに」成功するための会社選びチェックリスト
🔍

収入面の確認

  • 歩合率(50〜60%が標準。低ければ警戒)
  • クレジット手数料は会社負担か自己負担か
  • 基本給保証制度の有無・期間(6ヶ月〜1年)
  • A型・B型・AB型賃金の仕組みを理解して比較
  • 実際の平均月収・最高月収を開示してもらう
📱

営業環境の確認

  • 専用乗り場・法人チケット数の多さ
  • GOアプリ・Uber・DiDi等への対応状況
  • 無線グループの規模(東京無線・日本交通等)
  • AI配車システムの有無・活用度
  • 営業エリアの需要データを見せてもらえるか
🎓

育成・環境の確認

  • 添乗指導・ベテランによる個別研修の有無
  • 地理教育・ルート最適化の教育体制
  • 内勤者・管理職の人材育成力(人を見守る文化があるか)
  • 社員寮・福利厚生の充実度
  • 退職者が多い会社には必ず理由がある → 離職率を確認

VERDICT:タクシーを舐めるな。ただし本気でやれば本物の仕事だ。

タクシードライバーは「誰でもなれる」が「誰でも稼げる」仕事ではない。基本給15万円から始まる歩合制の世界では、稼ぎ方を知らなければ月収10万円以下も現実に起きる。

同時に、本気で研究・戦略・継続をやり続けるドライバーには年収600〜800万円、さらに1,000万円超も現実に存在する。この仕事はノープランの甘い人間を淘汰し、研究し続ける営業職人を報いる完全実力制の世界だ。

「舐めてた」と気づいた時が本当のスタートライン。短期で辞めるな。中長期で積み上げれば、必ず報われる道がある。

稼ぐには研究と戦略が必須 甘い幻想は即座に破壊される 本気組には年収800万超の現実がある 会社選びが収入の半分を決める

Sources: タクシーチャンネルげん太(note)/ ピーチャンタクシー / タク助 / ドライバーズワーク / タクノート /
GOジョブ / WEB CARTOP / 令和5年タクシー運転者の賃金・労働時間の現況(厚労省) /
東京特別区・武三交通圏 日車営収データ(令和5年度速報、国交省)
※収入データは地域・会社・個人により大きく異なります。